【初日速報】2013年の覇者である小平智など首位に8人が並ぶ!

明け方に降った小雨が、グリーンをやさしくしてくれたのか、初日は好スコアが続出。4アンダーの首位に8人の選手が並んだ。初日トップタイに8人が並ぶのは1999年のJGTO発足以降最多タイ記録で、今大会が3回目になる。
首位に並んだ1人は2013年の覇者である小平智だ。「フェアウェイをはずしたのは2回」と好調なショットで難コースを攻略。「上がりの5ホールくらいは結構いいバーディチャンスにつけていたので、あと1つか2つはバーディが欲しかった」と余力を残してのトップだ。「ゴルフの状態はずっと良いので、あとは優勝が欲しいだけ」と、自身の初優勝の大会での今季初優勝を狙う。


4アンダーで首位に並んだ小平智

小平とは対照的に「自分としては不安定な状態」と言いながらも首位に立ったのは武藤俊憲だ。「これでいいのかなという中のプレー。途中で色々なことに気づきながらプレーした」と修正しながらのラウンドだった。
今季念願のツアー初優勝を果たして調子に乗る今平周吾も首位グループに加わってきた。予選落ちした昨年と比べ「ショットもパットも全部良くなっている」と成長を実感。「やっぱりメジャーで勝ちたい」とツアー初優勝のあとはメジャー初優勝を目指す。
1位タイの中には、レギュラーツアーではあまり見かけない名前があった。今季レギュラーツアー初出場となる遠藤彰だ。17番でバーディを奪い5アンダーで単独首位に立った際には、カメラマンが遠藤の元に集結。ホールアウト後に集まった記者からその時の気分を聞かれると、「こんな経験は初めてでしたが、どいてくれとも言えないですし」と笑いを誘った。18番では緊張からかティーショットを左の林に打ち込み大ピンチに陥ったが、3メートルのパットを沈めてナイスボギー。4アンダーの首位タイで初日を終えた。明日2日目に関しては「そんなに甘くはないと思うけど、落ち着いてできればと思う」と平常心を誓った。


今季レギュラーツアー初出場で首位に並んだ遠藤彰

その他、中島徹、B・ジョーンズ、A・キュー、S・ノリスが、4アンダーで首位に。3アンダーには11人、2アンダーには5人、そして1アンダーには8人とアンダーパー以上が32名と混戦模様。天候の回復が見込まれる明日、今日のようにスコアを伸ばしていく選手が続出するのか?それとも難コース・宍戸ヒルズが牙をむき我慢比べになるのか?2日目の第1組は早朝6時20分にスタートする。

初日の結果はこちら
http://www.jgto.org/pc/TourLeaderboard.do?&year=2017&tournaKbnCd=0&conferenceCd=44&round=3

2日目の組み合わせはこちら
http://www.jgto.org/pc/TourPairing.do?gamenID=TourPairing&year=2017&tournaKbnCd=0&conferenceCd=44&round=4

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