開幕前日インタビュー:石川遼プロ、秋吉翔太プロ、星野陸也プロ

31日(木)に開幕する日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills。開幕前日となる30(水)はプロアマが開催された。明日の開幕に向けて、選手会長の石川遼、先週優勝した秋吉翔太、そして地元期待の若手・星野陸也の話を聞いた。

昨季まで米ツアーを主戦場としてきた石川遼にとっては5年ぶりの出場。「場所によって選手が攻めるのか守るのかを選択できるコース。見ているギャラリーにとっても面白いと思う」と、久しぶりの宍戸ヒルズカントリークラブを評した。攻略方に関しては、「7番、8番、9番、10番は宍戸のアーメンコーナーと言えるくらい難しい。6番までにスコアを伸ばすことが重要」と話した。


5年ぶりの出場となる石川遼

先週初優勝を果たした秋吉翔太。多くの選手が難しいと話す宍戸ヒルズだが、「好きなコース。自分はフェードヒッターだが、まわっていてそんなにプレッシャーは感じない」と話した。余裕のコメントと感じられるが、秋吉が得意コースと感じるのには理由があった。昨年優勝したショーンノリスも「フェードが得意なので、コースは自分に合っている」と優勝会見でスピーチ。最難関の17番など右ドッグレッグのホールが多く、フェーダーには打ちやすいホールが多いそうだ。絶好調で乗り込んでくる秋吉にとって、2週連続優勝は夢ではなさそうだ。


先週の大会で優勝した秋吉翔太

「家から車で10分です!」と話し記者の笑いを誘ったのは星野陸也。初優勝が期待される地元期待の若手だ。ジュニアの頃から何度もラウンドしているコースだが、「月曜からラウンドした」と準備は万端。しかも、キャディにはコースを知り尽くしているヒルズゴルフアカデミーの上遠野俊昭プロだ。「調子は悪くない。後は自分のゴルフをするだけ」と星野。昨年から何度も優勝争いに絡んでいるだけに、地元でのツアー初優勝に大きな期待がかっている。


星野陸也(左)のキャディはヒルズゴルフアカデミーの上遠野俊昭プロが務める

また、夕方には青木功会長などによる会見も実施。2013年の本大会覇者・小平智が4月に米ツアー初優勝を遂げたが、「この大会から、海外でも活躍できる選手が育ってくれて嬉しい」などと話した。また、この席で日本ゴルフツアー選手権が2020年まで宍戸ヒルズカントリークラブで開催されることが発表された。


森ビル株式会社の多田野敬リゾート事業推進室長(右)と握手する青木功会長

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