岩田寛が6打差を追いつきプレーオフ勝利!宍戸ヒルズの大会では史上初の2度目の優勝

「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」最終日は、今年もメジャーにふさわしい激戦となりました。9アンダー単独首位からスタートした片岡尚之と、1打差の8アンダー2位で追う出利葉太一郎が前半から好調なプレーを披露。ともに10アンダーまでスコアを伸ばし、一騎打ちの様相を呈しました。

しかし、宍戸ヒルズカントリークラブでは。首位に立った途端にプレッシャーが襲いかかります。片岡は8番でダブルボギーを叩き、出利葉も9番でダブルボギー。優勝争いは再び混沌としていきました。

後半に入り存在感を示してきたのが、6アンダーの3位からスタートした歴代チャンピオンの岩田寛でした。序盤は2番、4番でボギーを喫し、一時は片岡、出利葉に6打差をつけられる苦しい展開でした。

スコアを伸ばすのが難しいとされるバックナインに入ると、11番でバーディを奪取。さらに13番からは圧巻の3連続バーディを決め、一気に8アンダーまでスコアを伸ばします。岩田と同じく最終組をラウンドしていて前半に首位争いを演じていた片岡は15番終了時点で7アンダー、出利葉は6アンダーまで後退。この時点で岩田が単独トップに立ちました。

昨年の日本オープン覇者・片岡は意地を見せます。16番パー3ではティショットを約50センチにつけるスーパーショット。バーディを奪い、通算8アンダーで岩田に並びます。

さらにこの激闘に加わったのが最終組のひとつ前を回るコ・タイチーでした。13番でバーディを奪うと、難関の17番、18番でも連続バーディを奪取。こちらも8アンダーまでスコアを伸ばし、勝負は岩田、片岡、コ・タイチーの3人によるプレーオフへともつれ込みました。

18番で行われたプレーオフ1ホール目、3人の中で唯一フェアウェイからセカンドショットを放った岩田が約2メートルにつけると、これを冷静に沈めてバーディ。この宍戸ヒルズでは初めてとなる2024年大会に続く2度目の優勝を飾りました。

この勝利により岩田は5年間のシード権を獲得。さらに10月に開催されるPGAツアー「ベイカレントクラシック」の出場権も手にしました。優勝会見では今後の目標についても言及。「年間王者になると海外への道が開けます。DPワールドツアーにも少し出ましたが、楽しかった。これまではPGAツアーばかり意識していましたが、ヨーロッパにも挑戦したい気持ちがあります」と語り、国内メジャー制覇をきっかけに、その視線は海外へと向けられています。今後は日本ツアーでのさらなる活躍はもちろん、世界の舞台への挑戦にも期待が高まります。

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